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February 2001

2001.02.28

夢枕獏:月に呼ばれて 海より如来る

【2001年2月20日読了 新書 廣済堂出版】

『涅槃の王』読了後、やっぱり夢枕作品を‥(苦笑)という事で、『月に呼ばれて海より如来る』の新書版をちびりちびり読んでます。
これは、もう遠い昔コウコウセイの頃に某ダ@ヤ書房18条店(笑)で図書券で書籍を購入したもの。
東逸子さんの挿し絵が美しかったなぁ。
‥書籍を持ってる本を何で新書も買ってしまったか‥。
第2部の一章が収録されれるから(爆)。

きっと自分的に『キマイラ』と『サイコダイバー』シリーズを別にして、続きを切望している一冊だと思う。うん。
しかも、書籍のあとがきで「この話は三部構成です。この後、江戸時代に行って、戻って来ます』みたいな事を書いてたので、「そうか。待とう」と思った訳。
そうして、遥かジウネンを優に越えてしまったわ(ふっ)。
そういえば、『上弦の月を喰べる獅子』を買ったのも、「あ、ひょっとしたら、『月に呼ばれて〜』に関係してるのかも‥」と思ったからだったりする‥(爆笑)。
しかして、獏さんいわくこの『月に〜』で書こうと思ってた事を『混沌の城』(読んでねぇよ、この本、そういえば‥)という小説で書いてしまったらしい‥。どがーん‥。
そして江戸編も別の作品になって誕生するらしいし‥。
はぁ。何だかせつないなぁ。
かなり熱心な読者がいるという話だけど(ってオイラも毎年年賀状に催促の文書いてたよなぁ(苦笑))、今回読み直して気がついた。
たぶん麻生と同様、マチャプチャレの頂きにひっそりと存在する大きなオウムガイの化石が心の中に棲んでしまったからなんじゃないだろうか。
少なくとも私はそうだった。
もう長い間読み返さなかったけれども、この本の事を思うと、そのオウムガイ〜螺旋の事を思い出して、せつなくてたまらないキモチになったものだった。
正直今回まで新書版を読まなかったのは、そのせつないキモチに耐えられなくなってしまうんじゃないだろうか‥と怖れてたからなんだろうと思う。
案の定、麻生がマチャプチャレの頂きに、気がつくと立ち尽くしていて、満点の星と月、ヒマラヤの山脈の様々なる頂きの中、ひっそりとオウムガイの化石が蒼白く浮き上がっているシーンは、ものすごく鮮烈でおかしくなってしまいそうでした〜。
そして、もう1つ忘れられないのが、その麻生の存在。
一度はその螺旋が自分の体内に存在していたのに、ふとした事でその螺旋を失ってしまう。
彼はもう一度マチャプチャレを登る事は出来ない。
その喪失と焦躁感を持ってどの様に生きて行くのか。
まだその道は途中までしか描かれていない。それが一番哀しい。
日本へ流れてくるオウムガイの存在もすごく気になるし、‥あ〜あ。やっぱり続き読みたいよぅ〜。
とりあえず『混沌の城』を探してみようかな。<苦笑

それに、元々「螺旋」という言葉が好きなのも(つーか思い入れだね〜)あるのかもね〜〜。
HPのタイトルにもしちゃったくらいだもんね(笑)。
【2001年2月27日記】

+++

昨日、まだ読み終わってないのに語ってしまった『月に呼ばれて 海より如来る』読了。
獏さんが言っている「宇宙論」から言ってしまえば確かにこの作品を書く意味はないような気がするけれども(それこそ道筋的には『涅槃の王』でも『上弦の月を喰べる獅子』でも『羊の宇宙』でも語ってしまっている感はあるわけだから)、少なくともオイラが続きを読みたいのは、物語に出ているキャラ達がどうなるのかを知りたいからだ。
現代編で言えば、宇野島重吉は一体どんな魂胆があるのかとか、「だいらさま」って何?とか、麻生誠は失ってしまった螺旋を取り戻せるか?とか、何でここに平賀源内が出るの?という事だし、今回収録された江戸編で言えば、源造と月欠の決着がどうなるのか?とか、源造もまたそのココロの中に螺旋を宿らせてるようだけど、それがどういう風に話に絡まるの?という事だし。

あああ〜ストーリー展開が知りたいの!!もし獏さんが書けない〜なら、「先生を囲んで『月に〜』の話の顛末を語る夜咄会」とかって言って、話を聞くだけでもいいです!
「あの彼はね‥こうなってこうなるんだよ〜‥」って感じで教えてくれ〜〜〜!!!(ごろごろごろ〜〜)
ってそんなのは無理か‥とほほほ。(でも結構いい考えだと思わん?<爆笑)

2001.02.25

尾田栄一郎:ONE PIECE 17巻と杉本亜未:アニマルX(雑誌)

【「ONE PIECE」集英社ジャンプコミック/「アニマルX」徳間書店CHARAコミック】

「ONE PIECE」17巻尾田栄一郎を読んで、またも(そう!毎回じゃ!)泣いてしまう。
あああ〜いやんオイラったら〜〜〜!!
でもぐっと来るんだもん。ぐっと(笑)。
たまに運が良かったら見れるアニメにもぐっと来てしまうしな…。

そういえば、ちらりと読んだ「アニマルX」…またもイタイ内容で倒れる(泣)。
ああ、オイラも懲りないねぇ…。
ヤラレちゃうの判ってて見ちゃうんだから…。
ああ〜〜裕二〜。オイラはキミがツライ目に会うのがイタイんだぁ〜〜(泣)。
<今回、依田さんが描いてたので買ったのさ…。「Chara」…。

2001.02.22

夢枕獏:涅槃の王 巻ノ結 神獣変化・覚者降臨編

【2001年2月22日読了 書籍 祥伝社】
※ちなみに、「涅槃の王 巻ノ五 神獣変化・幻鬼編」も同日2月22日に読了。

実は、深夜『涅槃の王』巻ノ五を読了した。
そして寝ればいいのに、もう止まらなくって『涅槃の王』巻ノ結、完結編を続けて読んでしまう。
…結局読了した時は朝…(倒)。
今日の午後からの仕事は…つらかったぁ。知らない内に船漕いじゃった…(爆)。
でも、ものすごく面白かった〜。ああ久方ぶりにむさぼり読む快感を思い出した。
…このまま獏さんの買ったままの本を読んじゃいそう〜!!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以下は、夢枕獏さんのHPのBBSにてカキコした感想です(再録)。

遂に『涅槃の王』読了! 篠宮2001/02/22 21:12:38

自分でスレッドたてるのは久しぶりです〜。
今朝遂に遂に『涅槃の王』を読了しました。
昨晩、午前様に『幻鬼編』を読了して。
今日の仕事の事を 思えば就寝すべきだったのでしょうが、 もうもう。
ガマン出来ずに一気に朝まで読んでしまいました。
はぁ。獏先生。読み終わった後、陳夢龍が空を見上げたように、すごく、空を見たくなりました。
青い青い空。
幸運にも今日はものすごく天気が良くて、仕事をしながら、窓から青い空を見上げる事が出来ました。

上手く言えませんが、シッダールタの覚りの瞬間は、読みながら震えました。
ああ、たまらなかったなぁ(抜魂)。
そして、登場人物達がそれぞれ自分の欲望や想いにぶつかって行った末に「生き切った」瞬間は涙が出てきてしょうがなかったです。
陳夢龍しかり。エナクしかり。ランカーしかり。タリアックしかり。
(はははボロボロ泣きまくりましたよ〜)
そして、これは個人的な感慨なのですが、『魔獣狩り』のサイコダイブの表現、『キマイラ』『月に呼ばれて〜』『上弦の月を〜』…後タイトル失念しましたが、問答調の短編とかもありましたよね?
これらをずっとずっと読み続けて、獏先生の物語に託された哲学に触れて来ていた人間として、「わ〜こんな所まで来たのか〜」という思いがありました。
久しぶりに獏先生のシリーズものを一気にむさぼり読む事が出来て(しかも!完結してる!)ものすごく贅沢な思いがします。
でも中々ない幸せでした。
ああとうとうこの快楽を思い出してしまいました(苦笑)。
続けて獏先生の本を、むさぼり読んでしまいそうです〜!

2001.02.18

夢枕獏:涅槃の王 巻ノ四 神獣変化・魔羅(マーラー)編

【2001年2月19日読了 書籍 祥伝社】

‥ああアクス王はすごく魅力的なオトコだねぇ〜。
獏センセイのキャラって、心のどこかが真直ぐで、自分自身に恥じない「芯」の様なものを感じる。
それがすごく好きだ。

‥しかし、『序ノ巻・幻獣変化』(これはかなり昔に『幻獣変化』という題名で書き下ろしていた作品。今回は序として『涅槃の王』に編された)の頃のシッダールタって、もっと「人間くさい」というか「生臭い」感じがしていたんだけど、『神獣変化』になったら、その辺の「生臭さ」がいい具合で枯れていて、「ああ、この人がブッダになるんだな〜さもあらん」と思ってしまう。
作品の中では一年の間があるんだけど、何だか納得しやした。
この『幻獣』と『神獣』の間ってたぶん10年は下らないんじゃないのかな?(不確定)それだけ間があいたからこその違いなのかもしれないね。ふふ。

蛇足:オイラは書籍版の『涅槃の王』を読んでますが、以前新書判で寺田克也センセイ挿絵で発売済。
  現在、確か文庫版が去年の暮れから発売したはずなので、気楽に読めると思います〜♪

夢枕獏:涅槃の王 巻ノ参 神獣変化・不老宮編

【2001年2月18日読了 書籍 祥伝社】

今日、外回り中の待ち時間に『涅槃の王』巻ノ参を読む。
最後の場所の郵便局にて、衝撃の場面に遭遇!!!

サ、サナイが!!サナイが〜!!!!死んじゃった…(号泣)。

…そろそろ登場人物の誰かがさようならしそうな気がしてたんだけど、…はぁ〜。
まさかサナイからだとわ…。
でも本当の意味で衝撃だったのは…。
サナイのお腹にはアクスの子供がいたのだ!!あああああ〜〜!!!
サナイ1人の命じゃなくって子供の命まで断ってしまうなんて〜〜!!!(七転八倒)
ああ〜、オイラこの手の衝撃は『セブン』以来だな〜(あれも首を持って来てるよね…)。
…アクスは…この痛みを抱いてこれから生きて行くんだろうなぁ…。はぁ。
【2001年2月13日記】

+++

昨晩深夜に『涅槃の王・巻ノ参・神獣変化・不老宮遍』読了。
35年前のアクスらの過去のいきさつが語られ終わり、物語は現在(つーても後のブッダになるシッダールタの物語なので、やっぱり過去ではあるんだけど)へ。
いよいよ、不死の霊水アムリタへ、不老のザラ王へ、歩み寄って行くのね〜。

登場人物の複雑な関係も明かされて、いよいよ面白くなって来ました。
もちろん『巻ノ四・神獣変化・魔羅(マーラー)遍』へ速攻読み続け!

2001.02.05

夢枕獏:涅槃の王 巻ノ弐 神獣変化・霊水(アムリタ)編

【2001年2月11日読了 書籍 祥伝社】

『涅槃の王 弐ノ巻』へ突入。たまらん。おもちい〜〜!!
とりあえず壱ノ巻で皆死んでなくってほっとしつつ、次巻へ進むオイラであった…。

剛しいら:ドクター×ボクサー2 ライバルも犬を抱く

【2001年2月5日読了 文庫 光風社出版/成美堂出版 クリスタル文庫】

剛しいらさんの『ドクター×ボクサー2 ライバルも犬を抱く』をついに!
読みはじめる!!!
雑誌で既に読んでるんだけどねぇ〜〜。
シリーズ終わっちゃったので(実は最終話とその一個前の話辺りから、もったいなくって読んでないのだぁ〜〜)、何だか読むのを先延ばししてたんでした。
うん。それだけこのシリーズは好きなのでした。
ちなみにオイラが好きなのは…主人公の二人ももちろん好きなんだけど〜。
…さ、「坂本」が……(大爆笑)。<出たよ!ゴツイ系好きが!!!(笑)
はぁ。
うん、でも久しぶりに加藤や徹、カインにアベル(ドーベルマン♪)と会えるのはやっぱり嬉しいねぇ〜(感慨)。
【2001年2月4日記】

+++

『ライバルも犬を抱く』読了。
ああ、トオル〜〜!!トオル〜〜〜!!なんで君はそんなに素直なんだぁ〜〜!!!
はぁ。
オイラもあんなワンコの様なこひびと欲しい。
拉致監禁して手に入れられるなんてなんて運がいいんだ。加藤よ…(爆)。
うらやましい。
でもちゃんとオトコのコだよね♪トオルって♪

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