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April 2001

2001.04.28

小池田マヤ:すぎなレボリューション(雑誌)

【講談社刊】

今日、本屋にいったら、『kiss』にしばらくぶりに西村しのぶさんの「一緒に遭難したいひと」が載って たので購入〜♪(またかよ(笑))

というわけでひさしぶりの『‥すぎなレボリューション』♪
いきさつは良くわからないけれども、日置くんとすぎなちゃんは同棲してるらしい。
そして日置くんは心因性イ@ポらしい(爆)。
それはどうやらすぎなちゃんの広川との浮気にあるらしい(その前に日置くんの浮気っつーのがあったんだな!まったくもう)。
そして。すぎなちゃんは会社を辞めてしまっているらしい!うおおおお〜〜!!!
なんかすごく動いてるぞ!!
と思わず拳を握ってしまうオイラ。わはは。
日置くんは毎日ねちねち三好さんと広川と同僚達にいじめられている‥(自業自得だけどな)。
なんかめちゃくちゃ日置ヘタレモードだ!
そして極めつけは!!すぎなちゃんの愛妻(?)食事攻撃で!ついに日置くん、恐ろしい事になってしまった!
もうこれ見た時オイラ絶叫ものだった(爆)。や〜すごいわ!
んですぎなちゃんの本心(というかモノローグ)は今号は拝めず終い。来号が密かに愉しみだ。
あの食事攻撃は‥なにか企んでいるのか?それとも天然なのか?うくくくく。
きっと期待に応えてくれるはず!小池田さん♪ふふふ。楽しみ。<キチク

…すぎなレボリューション (6)

永野護責任編集:Five Star Stories Issue

【ムック 角川書店刊】

『Five Star Stories Issue』という、永野が責任編集とやらをしている、オタクな(爆笑)雑誌を購入。
なんでも連載15周年(いま「執念」と出て笑った〜)記念なのだそうだ。
なんか。
富野との対談もあったりして。
この二人は「仲がいいのか悪いのかわからんな〜」とつい思ってしまった(爆笑)。
ま。きっと富野にしては永野は「かわいさあまって憎さ百倍」なんだろうなぁ〜なんて無責任なことを思ってたりするオイラだった(いいのか?そんな事書いて)。

ファイブスター物語アウトライン―永野護

2001.04.20

井上雄彦:バガボンド1〜9巻

【1〜9巻以下続刊 講談社刊】

あ@っちの所へ行って、古本屋巡りをした時に、思わず1、2巻を入手したんですな。
で、まず読んでぐお〜!と来てしまって、今日3巻以降を一気に大人買いしてしまった‥(ばっはっはっは!!)。
ちょうど9巻付近が、去年オイラが「モーニング」を読んでた辺りに行き着いてて、すごく満足。ふふふ。
で。しばらく『バカボンド』と覚え間違いしてた(大爆笑!。Hるきちゃん訂正ありがとう〜!)
『バガボンド』。井上雄彦ですな。

一言でいうと宮本武蔵のマンガ版ですが。
いや〜井上の絵の「はったり!」がものすごく効いてる!!
もう、絵にガンガン吸い込まれて骨抜きにされてしまうのでしたん。
いや〜この「画力」とでも言えそうな魅力はいかんともしがたい。
もともと『スラムダンク』でもそれは感じられていた。だから、ゲームの内容的には「井上‥君はバスケ好きだけど下手だったんだろう?」って言うくらいオソマツなのモノなのに、読んでて思わず血がたぎってしまったもんね。
まぁ。井上とは、NBAのヒイキチームの件で日本海溝よりも深い溝があるわけで(所詮、レイカーズラブとジャズラブとは相容れないんだよ‥)。それもあって『スラダン』に対しては距離を置いてしまいがちなんだけど(三井とか木暮とか花形とか藤真といった好きなキャラはいたけどね。フジマ‥もっとクレバーな選手だったら良かったのに‥)、逆に『バガボンド』は気兼ねなく楽しめると思う。
現代のものじゃないしね。うん。
『スラダン』のようなわずらわしさというか、つい冷めちゃう所(バスケのゲームのオソマツさ)が、この作品にはほとんどないっす。それがすごくいい。うん。オススメ。
もともと井上の書く男キャラのラインって好きなんだよね。ふふへ。

+++

現在単行本は20巻発売中(以下続刊)【2004年12月】

2001.04.09

花郎藤子:ウルバンの月

ウルバンの月 (白泉社花丸文庫)

【2001年4月9日読了 文庫 白泉社・花丸文庫】

続けて花郎藤子さんの『ウルバンの月』を読了。○
すごいじゃんオイラ(笑)。
花郎さんといえば、個人的には『禽獣の系譜』とか『黒羽と鵙目』とか『あぶない放課後』シリーズとかジュネものの向こうに「語りたい事」があったり(だから「男」という性別でよりも「人間」として愛情や執着を感じている様な気がすごくする‥)、ひとすじ縄じゃいかないような裏の設定を感じてしまう話を連想しちゃうんだけれども。
この話はあんまりそういう「策士」的な感じはない、読みやすい話でした。
そりゃHはあるんだけど、心情的に「これはジュネものってオイラには思わないなぁ」なんて思っちゃった。
どうしてなんだろうな〜???(これは宿題だね‥)

桜木知沙子:HEAVEN

HEAVEN (新書館ディアプラス文庫)

【2001年4月9日読了 文庫 新書館・ディアプラス文庫】

雑誌で表題作を読んだ時に、麻々原絵里依さんのカットのイメージにぴったりな内容にオイラゾクゾク
しちったのでした。なので単行本化は、書き下ろしの存在も合わせてものすごく嬉しかった。でもなかなか読めなくって〜もう一気に読んじゃいました。わはは。

高校時代に「つきあっていた」なんて言えないようないわゆるカラダの関係しかなかった紀宏と小栗。
小栗の上京でその関係は切れたはずだったが、7年ぶりに再会した時にまた歯車が回り出す。というお話。
オイラ的に「おおお!」と思ったのが、「Hな関係」に至るまでいろいろ紆余曲折しまくる話が多い(そしてまたそれもよし!!『札幌の休日』は一読してほしい!でも絶版?(涙)どっかで再版してほしいね‥うう。ちなみに白泉社花丸ノベルズ刊。‥そういえば古本屋でも見かけないよ〜。この本は(汗))なかで、「カラダの関係に溺れちゃう」っていうのが先に来ちゃう話ってトコすごく新鮮だったなぁ。ふふふ。へへへ。
個人的には、高校時代に撮ったらしい紀宏の例の写真(!!!)を‥麻々原さんの絵で見たいような‥でもそんな事言ってたら、天罰くらっちゃいそうな、そんなバカな事も考えました(爆笑!!)。
それに、オイラの目から見たら、ワイルド&タフ(笑。長髪だし。ばははは!!)な小栗(いや〜麻々原さんの絵かっちょいい!!)。実はかわいいよな〜〜。なんて思っちゃった(そう思うのってオイラ年??)。
なので書き下ろしの「PARADISE LOST」はちょっと泣けて来た。
特に例のクリスマスの夜!!ああ!!こんなに幸せ絶頂だったの!?
でもそれで小栗は紀宏との別れを決意しちゃったの!?
うがーーーとなってしまったです(ま。後はすっげえ欲望のままに紀宏をあつかっていたんだなぁとか‥(苦笑))。
小栗の離婚した母親の妹岸谷舞の恋とか佳恵さんの恋とか。その辺もせつなかった‥。
相変わらず女の人がちゃんと生きてるな〜と思う。
うん。そこが桜木さんのジュネものの健全な所だな〜。
そしてキャラのどこかに「誠実さ」があるのがオイラ好きな所です。うん。
こういう感じの話、また書いてほしいなぁ〜。ふにゃ〜〜。◎

2001.04.08

太宰治:二十世紀旗手

二十世紀旗手 (新潮文庫)

【2001年4月8日読了 文庫 新潮社・新潮文庫】

何とかかんとか。ほぼ一ヶ月かかって読了しましたん。やっぱり遠出すると本読めるよね。
全体的には、ちょっと読むのが辛い内容が多かったかなぁ。○

内容的には「狂言の神」「虚構の春」「雌に就いて」「創生記」「喝采」「二十世紀旗手」「HUMAN LOST」の7編が収録されている。
太宰といえば自殺未遂、薬物中毒により脳病院(精神病院だったっけ?)入院といった醜聞がつい先に立ってしまう人だけれども、それらの出来事について太宰の自己内省が綴られているものが多いように思われれる。特に「HUMAN LOST」はなんだかものすごくやりきれないな〜と思った。
そんな中で「虚構の春」の、太宰宛に届いたいろいろな手紙をただただ羅列している(実際にそうなのかどうなのかは謎。そういう体裁をとった創作であって実録と言い切れないと思う)短編がオイラには印象深かった。
いろいろな相手からの文章。
故郷の知り合いから恩師から編集部からそして読者からの手紙。
特に読者からの手紙は‥う〜ん。
なんだか本人の熱いせっぱつまった想いは判るんだけど、なんだかあてつけがましくって、すごくストレスを感じてしまった‥。
そういえば夏目漱石も、あつかましい読者からの往復書簡でストレスためてたなぁ〜なんて思い出したり。同時にその時代の「作家」と「読者」の距離の近さなんかも新鮮だったなぁ。
でもなんだか「作家」の哀しさも感じてしまった。その読者をむげにすれば恨まれて。ちゃんと対応すれば軽んじられる。なんだか周囲の人間のいい加減な尺度みたいなものを感じてしまった。うむ〜。
あ。オイラ個人的に好きだな〜と思ったフレーズ。
「雌に就いて」の、226事件のあった晩に、「私」と「客人」が女の寝巻きについて話をしているんだけれども。
その中で、私が「いや、洗いたての、男の浴衣だ。荒い棒縞で、帯は、おなじ布地の細紐。柔道着のように、前結びだ。あの、宿屋の浴衣だな。あんなのがいいのだ。すこし、少年を感じさせるような、そんな女がいいのかしら。」という言葉がなんだかすごく「いいな〜」と思ってしまった。
自分でもなぜだろう??

全体的に辛いけれども。それでも太宰の文章には重力が半分くらいにしか感じられない。
文章が簡単とか吟味していないという意味じゃなくて。読んでて浮力を感じるんだよね。
オイラが思う所の太宰のすごさは、そこにあるような気がする。
それは表現している内容とは関係ない所ではあるけれども。
それは「新しさ」にもあてはまりそうな気がする(この場合の対象として夏目漱石等)。
そして、だからこそ、オイラは太宰の本を現在読みあさっているんだろうなぁ。きっと。

2001.04.02

成田美名子:Natural(雑誌)

【月刊LaLa 白泉社刊】

「プ〜タオ」が成田美名子センセイ特集だったので思わず買ってしまった。
御本人のインタヴュー記事を堪能!
なんでも今年の夏頃に全作品を網羅したイラスト集が出るらしい!
うれちい〜〜!!ぜってい買うジョ〜〜!!

そして先々々月に「ララ」で連載が終了しちゃった「Natural」の事を思わず書いてしまう事にする。
読んだ時、睡眠不足で思わずとばしてしまったんだけど(汗)、やっぱり書きたいので書く(笑)。

正直言うと、この号で連載が終わっちゃうとは思ってなかったので、最終頁を読んだ時の驚きはなかったです(爆笑)。毎月のお楽しみが突然なくなってしまって…(涙)。でもでも。内容的にはすごく満足でしたん!
故郷のペルーで銃撃戦(といっていいものか…)から傷つけあったミゲールとファビアンが十年近く経った日本で再会する…。
ファビアンはミゲールを殺しに来たのか??? それとも??
という感じで先が見えない状態で続いてたんだけど、…前回のひきでは、ミゲールが刺されてしまって、
「ひゃ〜〜!!!!」ものだったんだよね。
でも、オイラがずっと気になっていた、「ミゲールはファビアンに会った時になんて言うんだろう?」の答えを読んだ時、もう泣けて泣けてしょうがなかった。
ミゲールは満面の笑みで嬉しそうにファビアンを抱き締めて「やっと会えた」「こんな事させたくないんだ」「かえろう」と言ったのだ。
驚いたファビアンに思わず刺されてしまってたのに。いや、それはいいんだ。もう。
なんかね。ミゲールがペルーの両親から離れて一人養子になって、日本に来る事になった原因だったり、ミゲールの中でのいろいろな葛藤の元だったり、いろんなわだかまりがあるはずなのに。ミゲールは嬉しそうに抱きついたんだよ。
オイラはこの、ミゲールの行動にものすごく驚き、尊敬し、感動した。
…実は今読み直しながら書いてるんだけど、目頭が思わず熱くなってしまうっス〜!!

でも、ミゲールがこういう風になれるまで、義姉のリコや家族の存在。
堂本や大沢、JR、それに西門さんの存在があってこそなんだろうと思う。
特に堂本達、同級生とのかけあいとかぶつかりあいとかが面白かったなぁ。
成田さんって本当エピソード作るのうまいな。
(個人的には青森でのバスケ合宿がおかしかったな〜〜!!(笑))。や〜いいねぇ〜。
成田さんのマンガを読むといつも「人間って捨てたもんじゃないよね」と思う事ができるのがオイラにはものすごくありがたい。特にキモチがササクれてきてる時にはね。

…なんか、無意識に毎月会えると思ってたから、もう会えないのは寂しい。
…一応、『メロディ』で番外編を描くらしいから、本当のさよならじゃないんだけどね。
うぐ〜〜。さて、これから単行本読み直そうかな?(笑)。

+++

現在、白泉社文庫にて発売中です。
単行本の方は全11巻なんだけど、在庫はもうないのかな?(わからないです(汗))。

NATURAL ナチュラル 【コミックセット】

watermark―成田美名子画集

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