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January 2007

2007.01.26

ダグラス・アダムス:ほとんど無害

Hichhickguide5
ほとんど無害 (河出文庫)


【2007年1月26日読了 文庫 河出文庫 河出書房新社】

『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズの5冊目にして最終刊。
映画版のDVDを観て、惚れ込んじゃってノベライズを読み進めていた訳ですが、4冊目の『いままで魚をありがとう』を読み終わった時点でまだ発売しておらず、ちょっと間をおいてしまったわけです。
それでも、読み始めると、独特の語り口に、口の端を上げながらざくざく読みまくってしまいました。

うう、しかし、すごいラスト。。。。。(呆然)。
1作目で地球を破壊したヴォゴン人が、最後まで絡んでくるとは……。。。

しばらく呆然としてしまいましたが…。。
それでも、「終わったんだなぁ…」と妙に納得してしまいました。◎
5冊読んで、私はやっぱり『銀河ヒッチハイク・ガイド』大好きだわ。
去年の5月に映画を無理矢理(笑)観せてくれたしのぶ女史に改めて感謝。

でも、ガイドファンには非難囂々かもしれないね(汗)
(って、解説も訳者の後書きにも、やっぱりそう書いてました! そういう気持ちも判る!)

2007.01.19

恩田陸:蒲公英草紙

Tanpoposousi
蒲公英草紙―常野物語 (常野物語)


【2007年1月19日読了 書籍 集英社】

結局やっぱりガマン出来なくて、読んでしまいました(笑)。
『光の帝国』に登場した常野一族の、過去の話ですね。
時代は明治中期から後期くらいなのではないでしょうか、富国強兵という名の基にキナ臭さを感じつつも、まだ開国前の、人々のありかた、村の共同体のありかたが残っている(と言い切ってしまってよいものか…)時代の物語。
東北のある村の名家槇村家の、かかりつけの医師の娘、峰子が、その当時書いていた「蒲公英草紙」(日記ですね)をひも解く形で語られます。
懐かしさと、せつなさとに彩られた内容に、思わず落涙。。おうおうおう〜。

それでも、年老いた峰子が語るラストには、流した涙も思わずひっこむ、なかなか厳しい内容で、でも『光の帝国』の中でも、覗いてた事でもあるし、逆に、このおかげで、安易に「あーいい話だったー」で終わらずにすんだかもしれないな。よかったよかった。
んで◎。

2007.01.17

笙野頼子:母の発達

Hahanohattatu
母の発達 (河出文庫―文芸コレクション)


【2007年1月17日読了 文庫 河出文庫 河出書房新社】

笙野頼子の存在を知ったのは佐藤亜紀のHPからでした。
その直後に本屋で見かけた『金毘羅』>『水晶内制度』>『絶叫師タコグルメと百人の「普通」の男』と読み進めて、その流れで『説教師カニバットと百人の危ない美女』と『だいにっほん、おんたこめいわく史』を読むつもりだったんだけど、ついつい、ふらりと手に取ってしまったこの本。
「文庫で薄く」て「読み始めたらすいすい」読めてしまったからなんだけど、いやーまー…やっぱりすごいっ!笙野頼子!!文章は「すいすい」だけど書いてる内容はすさまじく深いっ!!なのに、この枚数で治まるなんてっ!ぎゃーはっはっはっはっ。
感想はもちろん◎!花丸つけちゃうぞ。

いやはや、笙野頼子の作品を読んでてつくづく思うのは、「大学のゼミでだったら、どう読んだだろう??」って事。なんでゼミで誰も取り上げなかったんだろ!?と思いつつ笙野頼子の経歴を見たら…ああああ、自分が学生の頃ってまだ笙野頼子はデビューはしていたけど、知られてはいなかったのね…。
特にこの『母の発達』は、ものすごくエキサイティングに読めちゃうような気がするなぁ。
おおいなる呪縛と化していた「母」を「縮小」し、解体再構成することによって「発達」させ「大回転音頭」する事で昇華してしまう…。
うー鮮やかだっ!

2007.01.14

恩田陸:月の裏側

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月の裏側 (幻冬舎文庫)


【2007年1月14日読了 文庫 幻冬舎文庫 幻冬舎】

前回、『ライオンハート』に続いて「前に購入してた恩田陸作品」ということで、『月の裏側』に手をつけました(笑)。『常野物語』の続編は、例の(もやしもん4限定版を客注したら入っちゃった)本屋さんに、ちゃっかりしっかりありまして購入済みではあるのですねぇ(笑)。
でも、これまた悪癖である所の「すぐ読むのはもったいないなぁ」病が発症してしまって、ただいま回り道中です。
でも、「回り道」なんて書いちゃったけど、そういう言い方はこの『月の裏側』に申し訳ない!と、読了した今は思う次第です。
もちろん感想は◎!!

ああ、でも時間がない…詳しい感想はのちほど〜(またか!)

2007.01.07

恩田陸:ライオンハート

ライオンハート (新潮文庫)


【2007年1月7日読了 文庫 新潮文庫 新潮社】

「常野物語』のシリーズは購入してこなくちゃ読めないので、とりあえず未読の恩田作品に手をつける事にしました。で、この手に取ったのが『ライオンハート』。
去年から読み続けてた、ル=グウィンのSFものか、笙野頼子に戻るという手もあったんだけど、気分的にはそっちは中休みしたかったり(苦笑)。いや、また読み始めますよ、絶対(宣言←誰にだ)。
感想は○<◎という感じかな。

時も空間も越えて、17世紀から20世紀のロンドン、シュルブール、パナマと、何度も出会う男女の、一瞬の歓喜と喜び、そして一瞬後の別離を描くラブストーリー。
なかなかせつなくて、ひきこまれる内容だったんですが、「◎!」というには、読んでるこちら側に足りないものがあるような…。。。
とりあえず、タイトルにもなっていて、物語の方でもキーパーツになっているケイト・ブッシュの「ライオンハート」を聴いてみたいと思います。

2007.01.05

恩田陸:光の帝国-常野物語-

Hikarinoteikoku
光の帝国―常野物語 (集英社文庫)


【2007年1月5日読了 文庫 集英社文庫 集英社】

豊崎由美の『こんなに読んで、どうするの?』(ブックレビュー集。去年の暮れからちびちび読書中)でこの作品の続編『蒲公英草紙』のレビューを読んで、自分の誤解を知り(文庫を何度か見てたけど、タイトルと表紙から違う内容かと思ってて手を取らずにいたのでした)年末に購入。
『風の十二方位』を出先で読了した為、持って行ってた本の中から(軽いので書籍じゃなく文庫を持っていってました)チョイスして読み始め、翌日の夜に読了。◎!

東北地方にあるという「常野-とこの-」の人々は昔から特殊な能力を持っていた。
人々の記憶や思い出、書物などを「しまう」能力や遠くの出来事を察知する「遠耳」、未来予知する能力や長寿など…。そういう人々を取り上げた短編連作集がこの本でした。
読み進めて行く内に、「常野」という言葉は土地を指し示すものだけじゃなく、在野に散った一族一人一人を差す言葉でもあることに気付く。
ひっそりと普通の人々の間に生きる彼等だが、時には時代に翻弄され残酷な境遇に陥ってしまう事もある。特に、タイトルにもなった『光の帝国』から『国道を降りて』までに通じるエピソードには思わず号泣してしまいました。

ただ、これら連作集を読んでいると、どうやらこれから一つの物語へ向かって行く流れが見えて来て、個人的には「この先を読みたい…!!」と思ってしまいました。

それとは別に拝島一家の行方も気になる…!!
この一家の能力は前述の能力とは別モノに思えるので…うむむむ…!!

続編の『蒲公英草紙』もすごく読みたい!あー文庫まだ出てないけど、いいや書籍でも!
はぁ…出先で買ってくればよかったよ…。とほほ

+++

ネットで調べてみたら第三作目『エンド・ゲーム』も発売済みらしい!
…しかも、これ、前述の拝島一家の話みたい…(汗)ひえーっっ
二冊一気に買っちゃいそうだぁーっ

+ + +
Amazonのリンクをはってみたのですが!び、びっくり!
「光の帝国」の文庫、表紙が新装されているー!!
…こっちのほうがずっとずっとカッコいい…。。
いいなぁ…うらやましい…(爆) 2009.01.

そんなに読んで、どうするの? --縦横無尽のブックガイド
↑結局いまだに読了してなかったり(失笑)。
…だって書評読んじゃうと、なんだか本作品読む楽しみが減るような気がしませんか??(ヲイ!)
なので、該当する本を読んでから拾い読みするので全然読了しないのでした!(笑)

2007.01.04

アーシュラ・K・ル=グウィン:風の十二方位

Zyunihoui
風の十二方位 (ハヤカワ文庫 SF 399)


【2007年1月4日読了 小尾芙佐 他訳 文庫 早川書房 ハヤカワ文庫】

年末から読み続けてた、ル=グウィンの短編集。
今年最初に読了。◎

詳しい感想は後程〜

2007.01.01

謹賀新年:2007年の抱負など

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

今年、平成19年-2007年 亥の、『螺旋館』の抱負としましては、

「読了本のメモだけでもタイムログなしにアップしたい」
「可能であれば、映画の鑑賞メモも…(笑)」

の二つです。

中途半端になっている過去ログとHPの方もなんとかしたいけど、きっと多分無理に違いない。。
(ほわーん)
実は去年の10月頃にPowerBookG4のHHDが吹っ飛びまして、読了本メモの05年と06年、データベースソフトで作ってた「蔵書リスト(1000冊くらいエントリー済)」がなくなりました(吐血)。
(皆さん、こまめなバックアップは必要ですよ…。オイラの方で残ってたバックアップは04年のものでしたから…)現在60-70%戻って来てる所です。
オフライン作業としてこの蔵書リスト作成(&捺印作業)があるので、ネット上では上記の二つくらいしか出来ないかなぁと思ってます。

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