小坂洋右・大山卓悠:星野道夫 永遠のまなざし
【2007年2月10日読了 書籍 山と渓谷社】
動物写真家星野道夫の事を、恥ずかしながら知らずにいたのですが、去年年末に、大丸で見かけた写真展とその時読んでいた梨木香歩のエッセイ集『水辺にて』で立続けに名前を知り、心に引っ掛かっていた所へ、テレビのブックレビューでこの本の存在を知り、入手しました〜。
星野道夫の最期の報道に疑問を持った、友人でありこの本を書いた小坂洋右・大山卓悠の、執念ともいえる情報収拾の結果、星野道夫の事故には、その周辺地域の人為的な原因が存在していた事をつきとめる。本の前半は10年に渡る調査の報告だけど、この本を読んで良かったと思えるのは、後半部分に、小坂、大山が敬愛する友、星野道夫のまなざし(タイトルにもなってるけど)についてを伝えている事。
星野道夫その人はこの世にはいないけれども、その精神は間違いなく生きているんだと感じました。
いや、ホント読んで良かった。◎
しかし、ヒグマが生息している地域に住んでる人間として、自分も「ヒグマ」の事を全然知らないなぁと痛感。この本で紹介されてる『ベア・アタックス』と、先日13日に近代美術館で見た『アイヌ文様の美』でショックと共にもっと知りたいと思った北千島アイヌについての本『流亡 日露に追われた北千島アイヌ』、そして遅蒔きながら星野道夫の著作を読んでみたいと思いまする。
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