小説

2009.03.23

伊藤計劃、逝ってしまわれました‥

『虐殺器官』・『ハーモニー』・『メタルギアソリッド ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』の作品を著した、伊藤計劃(第弐位相)が逝去しました‥。。

上記のblogの更新が途絶えて、今月に入ってからずっと不安でしたが、今週末なんだか胸騒ぎを覚えてました。
今朝、伊藤計劃氏のblogを見に行き、トラックバックから訃報を知りました。

作家の伊藤哲也氏の3月22日の日記から得た情報でした。

嗚呼‥‥。

さきほど過去ログを再読していて改めて感じたんですが(一昨年くらいにblogの過去ログを全部読んでいたのです)、元来思索的だったのだろうけれども、彼を蝕んだ「癌」という病気が、伊藤氏を、より一層深い思索へと促していたような気がします。
これから先、伊藤計劃氏がどういうものを描くか、もう少し読ませてもらいたかった‥。。
でも、これは残された一読者の希望だよね。

抗癌剤の副作用など、治療中つらい目にずっとあっていたんだろう‥と思うと、その痛みや苦痛から解放されてよかったな…と思ったりもします。

個人的に『ヴァニシング・ポイント』・『ガン漂流』などの著者奥山貴宏氏とダブッてしまう所もあって。
奥山氏も、自分の境遇を安易に悲劇とはせず(いや実生活では嘆いたかもしれませんが‥)、病と正面から向き合い、命燃やして作品を著していました。
(そして彼の病状を本で読んでいたので、伊藤氏の去年からの容態をblogで読んですごく不安だった事もあるんです。実は…。ホント2月末から今月にかけて、恐くて恐くて毎日blogを覗いていたんです。更新されてなくて…でも訃報の情報もなくてほっとしてたんですが、今日「とうとう来てしまったのか…」と呆然としました…)

自分より若い人が闘病の末に逝ってしまう‥。キラキラ光る結晶のような作品を遺して‥。というのは、本当につらいです。
反面、やっかいな身体から解放されて、好きなことしてるかも‥って思ったりもします。
(奥山氏は大好きな「スターウォーズ エピソード3」公開前に逝ってしまったけど、きっと公開時に好きなだけ観たんじゃないかなーなんて想像してました。伊藤氏もきっと、気になる映画が公開したら自由に観に行くんだろうなぁ。ゲーム‥は出来るんだろうか‥出来るといいのに‥!)
そう考える事で、なんとかガス抜きしようとしている自分がいるなぁ…。
ネットと本でしか知らない方なのに、今日は一日心ここに有らずという感じで仕事してました…。


伊藤計劃氏の冥福を心からお祈りします。

2009.01.26

うわおう!週刊ブックレビューで

伊藤計劃の『ハーモニー』が、「オススメの一冊」で紹介されたぁ〜!!

びっくりした!!
メンバーの方々の年令がまちまちな中、高評価でなんだか嬉しかったです♪

週刊ブックレビューの該当ページはこちら〜♪
2009年1月24日の回を見てください。

は。
そうか。ワタシが今見てるのは再放送なのか(汗)。

あと気になった本は倉橋由美子の『酔郷譚』かしらん。メモメモ。

2008.07.29

なやましいー。

発刊が待ち遠しい本のメモ。

佐藤亜紀『金の象嵌のある白檀の小箱』文藝春秋刊 

が2008.7月から8月に延期されたらしい。。
…どおりで。佐藤亜紀のblogにも告知されてないし、予約もbk1以外皆無。文藝春秋のサイトでも告知なしだもん。
ふわー、来月かぁ(といってももうすぐ7月も終わりだね)。
忘れないようにせねばぁ

アーシュラ・K・ル=グウィン 『パワー』西のはての年代記3 河出書房新社
パワー (西のはての年代記 3)

こっちも2008.8月発売とかっ!!
ホントですか?ブッキングさん!まじっすか!?
いや、本当ならすごく嬉しいんです…!待ってますよ待ってます!
…しかし、ル=グウィン、ハイニッシュユニバースシリーズとか、まだ翻訳されてない本があるんですが、もう出してもらえないんでしょうか、早川書房さん。。
オールウェイズカミングホーム、廉価版出してもらえないんでしょうか、平凡社さん。。
今、ふらふらAmazonで検索してたら、今年4月にル=グウィンの新刊出てるみたいなんですけど!!
どこかで翻訳してもらえないですかぁ。どうですかぁ。。
…なんだか河出書房新社にお願いするのがいちばん早そうな気がしてなりません…。
最近、河出書房新社と光文社、文庫とか書籍とかリキが入ってるような気がするので、その辺でなんとかぁ〜〜(祈)

+ + +
2009年1月現在、佐藤亜紀『金の象嵌のある白檀の小箱』は未刊です。
今年中には告知されるといいなぁ〜。
文藝春秋さんよろしくお願いしますぅ〜!
2009.01.29.

2007.05.11

恩田陸:黄昏の百合の骨

Tasogare_yuri黄昏の百合の骨 (講談社文庫)
【2007年5月10日読了 文庫 講談社文庫 講談社】

2007.05.07

笙野頼子:笙野頼子三冠小説集

Sankansyousetu
笙野頼子三冠小説集 (河出文庫)

【2007年5月7日読了 文庫 河出文庫 河出書房新社】

はい、『なまら〜』の方でも書いてました『笙野頼子三冠小説集』本日読了です。
これは、野間文芸新人賞を受賞した『なにもしてない』、三島由紀夫賞受賞した『二百回忌』、そして芥川賞受賞した『タイムスリップ・コンビナート』の表題作をまとめた本です。

今年の頭から、過去へ遡るがことく笙野作品を読み続けていたオイラですが、ここまで来たカーと、読み終わって感慨に耽ってしまいました。
いや、しかし、笙野作品は「私小説」と言われる程、登場人物と作家のアウトラインは近しいけれども、しかし、読んでいて毎回必ず、総毛立つほど緊張しスリリングに感じる時がある。
その時に改めて「そうだ。これは創作作品なんだ」と毎回思い知る。
『二百回忌』の様に、どんどん目に見えて不可思議な世界になっていく、「舞台」「場」の飛躍もあるんだけど、オイラがゾッとするのは、うまく言えないけど、「文章」の方の飛躍なんだよね。「場」は読んでいる自分にも地続きと思えるにも関わらず、文章の…なんていうか抽象力が突然、何段か階段を飛び越えるように飛躍していくんだよね。しかも、マもタメもなくて、一瞬のうちに。

これはもう、昔大学で、ナツメとかで散々「飛躍したいけど上手くできないもどかしい文章」を読んでいた人間にとっては、もう目玉が飛び出るくらいスリリングなんですよ!!
「すげーショウノヨリコ…!!」な訳なんですよ!
(て、ここではマイナスな感じに書きましたが、ナツメはやっぱり文豪だとオイラ思います。)

そして、この本に収録されている作品にも、やっぱりこの「凄さ」が生きていて、いや、もう、堪能しました。はぁ〜(満足)。

しかし、もちろん当初、賞を受けた書籍には表題作の他にも作品が収録されていて、『三冠小説集』を堪能したオイラは、その当時の書籍を読んでみたいなぁ…と思ったりもして(にやり)。
…というわけで古本を入手しちゃいました(笑)。うわはははっ。

2007.04.27

笙野頼子:一、ニ、三、死、今日を生きよう!成田参拝

Naritasanpai

一、二、三、死、今日を生きよう!成田参拝

【2007年4月27日読了 書籍 集英社】

2007.04.18

笙野頼子:笙野頼子窯変小説集 時ノアゲアシ取リ

Tokinoageasi

時ノアゲアシ取リ―笙野頼子窯変小説集

【2007年4月17日読了 書籍 朝日新聞社】

2007.04.09

笙野頼子:S倉迷妄通信

Skurameimou

S倉迷妄通信

【2007年4月9日読了 書籍 集英社】

2007.03.31

笙野頼子:片付けない作家と西の天狗

Sakkatotengu

片付けない作家と西の天狗


【2007年3月31日読了 書籍 河出書房新社】

2007.03.09

梨木香歩:この庭に-黒いミンクの話

Kononiwani  
この庭に―黒いミンクの話

【2007年3月9日読了 書籍 理論社】

より以前の記事一覧

My Photo

Booklog

  • 螺旋館の本棚

PrivateTheater/Booklog2

  • PrivateTheater

映画情報

July 2011
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

Twitter

Recent Trackbacks

無料ブログはココログ