★感想室

2007.07.17

羽海野チカ新連載開始♪

Umino_ya_1

『ハチクロ』(こと『ハチミツとクローバー』)が連載終了してから、いろいろ噂は聞きつつ、じりじりと待っていた、羽海野チカさんの新連載が!とうとう、開始しましたー!!(叫)

ホントは金曜日13日に発売してたんだけど、先日ようやっと購入できました!

タイトルは『3月のライオン』ですっ。

噂の通り「青年誌」!「プロ棋士」!! さすが青年誌、絵の密度がぐぐぐっと増して(特にバックがね)、でも線がねー、やっぱり羽海野さんの線してて、それだけでにまにましちゃいました。
それに、同人の高村薫FANBOOKの表紙の雰囲気を連想しちゃって(それはタイトルのロゴにもいえること)、その表紙の雰囲気が大好きだったオイラにとって、うはうはもの。。。
また、主人公のプロ棋士少年 桐山零(きりやまれい)がなーーー…こーー…なんつーか…「なにがなんでも生きるぞ!!」というパワーの薄いコで、んー神経質な野生草食動物っつーか…、ちょっと油断したら死んじゃいそうな(ヲイヲイ)、そういう感じがして、目が離せません。
…それでもそういう事情が判っていそうな三姉妹がちゃんとソバにいてくれるので、まだ安心です。
ほかにも名前だけ登場した人(桐山零の義兄弟??)、桐山零と勝負する義理の父という人に、ちらりと登場した「じいちゃん」と、なかなか気になります。
これからどういう風に展開するのかなー。続きが愉しみ!

しかし、青年誌。白泉社のヤングアニマルとは!!
だけどそう思えば今年のはじめに白泉社のメロディでよしながふみとラブラブ対談してたもねー。
その当時は「白泉社と関係がなさそうな羽海野チカがなぜ対談で登場??」と思っていたわけですが、ヤングアニマルが控えていたなら、納得です。
それとは関係なく、同人誌、商業誌どっちを通しても(よしながふみは先に商業誌を見てたので「同人時代から愛読」というフレーズは使えないのだー)愛読し続けてるお二方が、仲よく、そして真摯な姿勢が垣間見える内容の対談をしていて、その当時は読みながらこっちもほんわかしあわせーな気持ちになれたんだよね。
うん、やっぱり好きな作家さんが、お互い仲が良いのって、なにより嬉しいよね。

+++

追記:混合のヤングアニマルには、新連載記念で『3月のライオン』クリアファイルつき!(イラストはこの前LaLaで発見した予告カラーイラストだね〜。ってアップしろよ、おまえ!!(ぎゃふん。後でするよ〜〜(涙)))
扉がカラーでとじこみ仕様!!めちゃくちゃ豪華でしたよ!

2007.05.11

恩田陸:黄昏の百合の骨

Tasogare_yuri黄昏の百合の骨 (講談社文庫)
【2007年5月10日読了 文庫 講談社文庫 講談社】

2007.05.07

笙野頼子:笙野頼子三冠小説集

Sankansyousetu
笙野頼子三冠小説集 (河出文庫)

【2007年5月7日読了 文庫 河出文庫 河出書房新社】

はい、『なまら〜』の方でも書いてました『笙野頼子三冠小説集』本日読了です。
これは、野間文芸新人賞を受賞した『なにもしてない』、三島由紀夫賞受賞した『二百回忌』、そして芥川賞受賞した『タイムスリップ・コンビナート』の表題作をまとめた本です。

今年の頭から、過去へ遡るがことく笙野作品を読み続けていたオイラですが、ここまで来たカーと、読み終わって感慨に耽ってしまいました。
いや、しかし、笙野作品は「私小説」と言われる程、登場人物と作家のアウトラインは近しいけれども、しかし、読んでいて毎回必ず、総毛立つほど緊張しスリリングに感じる時がある。
その時に改めて「そうだ。これは創作作品なんだ」と毎回思い知る。
『二百回忌』の様に、どんどん目に見えて不可思議な世界になっていく、「舞台」「場」の飛躍もあるんだけど、オイラがゾッとするのは、うまく言えないけど、「文章」の方の飛躍なんだよね。「場」は読んでいる自分にも地続きと思えるにも関わらず、文章の…なんていうか抽象力が突然、何段か階段を飛び越えるように飛躍していくんだよね。しかも、マもタメもなくて、一瞬のうちに。

これはもう、昔大学で、ナツメとかで散々「飛躍したいけど上手くできないもどかしい文章」を読んでいた人間にとっては、もう目玉が飛び出るくらいスリリングなんですよ!!
「すげーショウノヨリコ…!!」な訳なんですよ!
(て、ここではマイナスな感じに書きましたが、ナツメはやっぱり文豪だとオイラ思います。)

そして、この本に収録されている作品にも、やっぱりこの「凄さ」が生きていて、いや、もう、堪能しました。はぁ〜(満足)。

しかし、もちろん当初、賞を受けた書籍には表題作の他にも作品が収録されていて、『三冠小説集』を堪能したオイラは、その当時の書籍を読んでみたいなぁ…と思ったりもして(にやり)。
…というわけで古本を入手しちゃいました(笑)。うわはははっ。

2007.05.06

千石涼太郎:なまら北海道だべさ!

なまら北海道だべさ!! (双葉文庫)

【2007年5月6日読了 文庫 双葉文庫 双葉社】

GWにいった札幌の本屋で見かけて、ぱらりと読んであまりにも可笑しくって購入してしまった!(笑)
で、そのまま一気に読んでしまったわ〜(笑)。
笙野頼子の『笙野頼子三冠小説集』読みかけなのに。

北海道生まれの著者が、北海道「では」ごく普通に行われている物事だけども、道外(内地だね(笑))の人から見ると「…なにそれ…」なものを、端的に紹介してるこの本。
「そうそう!」「うんうん!」と頷く事から、「…え、こういうことあるんか…??」とホッカイダー(←これは、オイラが個人的に使ってる言葉。「道産子」ってなんか言いにくくてさー)でもびっくりすることもあったりして、一気に読んでしまいました。

オイラなんかには、「ろうそくだせ、だーせよ」といって子供達が家々を回る、まるでハロウィンみたいな習慣は初耳!!!
…これは以前北海道ローカル深夜TV番組「おにぎりあたためますか」で、大泉やシゲ、マミちゃんが話してるのを聞いてびっくりしたんだけどね。。
ジャンケンの時のかけごえにも、地域差があって(オイラのところは「じゃんけんしょっ」か「じゃんけんぽい」かなー。。後チョキはチョコレート、パーはパイナップル、グーはグスベリで遊んでました。グスベリ…遊んでてお腹空いたら、町内の庭先からちょっと拝借してたしね(爆笑))、「そ、そうなんだぁ…」。。とおどろいたり…。

著者の千石涼太郎は途中親の転勤で北海道を離れてしまったそうで、なんとなく、「北海道に対する憧憬」が、文の節々に感じられるのが、長所でもあり短所でもあるような。でも、だからこそ、一般的な「北海道人」のイメージよりつっこんだ内容を書けるんだろうなぁ。と思います。
北海道しか知らない人には気付かない、そして北海道外に住んでいる人には想像つかない、そんなホッカイダーの姿を紹介できるんだろうね。

興味のある人は読んで、驚いたり、笑ったり、うんうんと納得したりしてみてください。

…ところで、タイトルの「なまら北海道だべさ」の「なまら」と「だべさ」……。
とんと、オイラは使わない言葉だったりします(笑)。「〜っしょ」「〜っしょ?」は使うんだけどね〜。北海道入植4代目の田舎モノホッカイダーでも、使わない方言があるのだなぁ〜(笑)。
ふっふっふっ

2007.04.27

笙野頼子:一、ニ、三、死、今日を生きよう!成田参拝

Naritasanpai

一、二、三、死、今日を生きよう!成田参拝

【2007年4月27日読了 書籍 集英社】

2007.04.18

笙野頼子:笙野頼子窯変小説集 時ノアゲアシ取リ

Tokinoageasi

時ノアゲアシ取リ―笙野頼子窯変小説集

【2007年4月17日読了 書籍 朝日新聞社】

2007.04.09

笙野頼子・松浦理英子:おカルトお毒味定食

Okarutoteisyoku

おカルトお毒味定食 (河出文庫―文芸コレクション)

【2007年4月9日読了 書籍 河出書房新社】
ジャンルは随筆・エッセイにしたけど、正しくは「交友録・対談集」だよね。
すいません、ジャンル設定してなくて(汗)。

昨晩(というか深夜か(汗))『S倉迷妄通信』を読み終わって、ちょっと気分を変えて読んでみました。実は古本をA@azonから購入。。。
小説と違って、お二人のナマの語りなのでするするする。と読めてしまいました。
んー、『徹底抗戦!文士の森』内の対談や、『現代思想』の対談を読んでて思った事だけど、改めて、笙野頼子って、頭イイよなぁー!文章だけじゃないんだなぁ。この言葉の構成力。。。
それと松浦理英子も好印象でした。
むかーし、『ナチュラルウーマン』を読んだ時に、なんかダメージ受けまして(んーナマナマしかったのかなぁ…)「あまりこの人の本は読まない方がいいかなぁ」と思って敬遠してたんです。
それでも『親指Pの修行時代』は気になっていて、最近決意をして文庫(新装版だね)を購入したんだけど、やっぱりグズグズ読まずにいたりして。。。
この本読んで、「『親指Pの修行時代』読んでみようよ」と背中を押された感じがします。

『ナチュラルウーマン』ももいっかい読み直してみようか。なっと。

ナチュラル・ウーマン (河出文庫)

親指Pの修業時代 上 (河出文庫)

親指Pの修業時代 下 (河出文庫)

笙野頼子:S倉迷妄通信

Skurameimou

S倉迷妄通信

【2007年4月9日読了 書籍 集英社】

2007.03.31

笙野頼子:片付けない作家と西の天狗

Sakkatotengu

片付けない作家と西の天狗


【2007年3月31日読了 書籍 河出書房新社】

2007.03.09

梨木香歩:この庭に-黒いミンクの話

Kononiwani  
この庭に―黒いミンクの話

【2007年3月9日読了 書籍 理論社】

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